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あほの子日記

日常雑記

富士ファミリー2017

あほの子は、いろんな沼に足をとられて生きているんやけど、今回の沼はドラマ。

なので、今日は長いです。ここ大事!

 

もうね、私は大好きなんです。

毎シーズンドラマが始まる前は、TV Bros.を買いますよね。

そこから、監督やキャストやあらすじを見て、面白そうか否か予想します。

競馬みたいなもんで、印を打って、一話目を片っ端から録画予約していきます。

そうして、1話を見揃うと、あーでもない、こーでもないと意見を夫と語ります。

えぇ、めっちゃドラマ好きなんです。

夫は結婚してから真剣にドラマを見るようになったようですが。

 

そんな大好きなドラマ、本年記念すべき1作目に見たのが、

木皿泉・脚本、薬師丸ひろ子・主演、まさかの第2弾!!

www.nhk.or.jp

 

このドラマ、富士ファミリーという商店を軸に、

家族⇔他人、生⇔死が対比して描かれています。

 

木皿マジックとも言うべきか、登場人物が多い。

なのに1人1人が愛すべきキャラクターであり、親近感を覚え、

身近に実際いそうな距離感を感じられる。

 

ちなみに私が好きなキャラクターは、鷹子と愛子。

鷹子は3姉妹の長女(薬師丸ひろ子)。

真面目で、長女であるということに縛られている彼女。

早くに両親を亡くした為、家長らしく自分がしっかりせねばというタイプ。

前作でも描かれたが、長年好意を寄せられていた春田雅男(高橋克実)と無事結婚。

マンションに住んでいるものの、なんやかんやで富士ファミリーにいる。

※ちなみに、鷹子が雅男のことを「まーくん」と呼んでいることになんとも言えない、

熟年夫婦の可愛らしさを感じたり、

扉を開け閉めして呼吸してる様を表現する雅男の優しさは

ほのぼの&狂気を感じました、笑)

 

愛子の役どころは少しややこしい。

死んだ次女ナスミ(小泉今日子)の元夫・日出男(吉岡秀隆)の現妻。

つまり、夫と死別した前の妻の実家に暮らしているという、

リアルでは中々なさそうな関係。もはや純粋な他人。

太陽に明るく、コスプレが趣味。

嫉妬深そうに見えて、ナスミのことも大切に思っており、

ナスミも含めて日出男を愛している。1児の母。

 

前回出演していた中村ゆりかちゃんが東出君に代わった印象。

家族から逃げてきた女の子と、家族の影が極端に薄い青年。

どちらも、富士ファミリーに来る前に家族との不和を感じる。

(=寄る辺のない若人ポジション)

 

全く前情報を見なかったので、羽田圭介がふらっと出てきた時にはお茶吹いたけど。

演技は棒なんやけど、その雰囲気が幽霊という役どころと妙に合ってる。

存在しているのか、否かふらふらしている感じがよかった。

柳の下で所在なさげに漂う地縛霊の役とかよさそう(どんなピンポイントやねん)

 

YOUさんは、まんまYOUさんだった。

ちょっと話変わるけど、YOUさんが涙ぐむシーンになると幼く感じるのはなんでやろ?

可愛いおばあちゃんというより、子供みたいな雰囲気が出てきて戸惑う。

 

鹿賀さんが出た瞬間ギフ!と叫んだのは言うまでもない。

もうちょっと長く出してほしかったけど、そこは名優。

高級ステーキ塩で食べる時の塩的な。ヒマラヤの岩塩的なポジションで良し。

笑子バアさん(片桐はいり)と並んでいるだけで、

意地悪ばあさんと犬猿の仲の友達みたいな空気感が最高。

 

このドラマが提示しているのは、

肉親と同じように思える近しい他人の存在

ということやと思う。

 

普通、死別した妻の実家に居候する?それ許す?

そんで再婚して、子供おるのに住み続ける?それ許す?ってか嫁さん嫌がらん?

住み込みで見知らぬ他人を住まわせたり、家族でも外に所帯があるのに、

毎日のように帰ってきていて(もはや帰省ではなく日常)

登場するみんなが、「家族」となんら変わらんテンションで接し合っていて、

それだけで、凄くファンタジックなことやと思う。

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今作では、ナスミが輪廻転生・生まれ変わりを目論むんですが、

結局、まだ現世には戻ってきていません。

持ってるものを全て捨てないと生まれ変われないというテッシン(羽田)の言葉に、

生まれ変わりたいの!?と驚いて見せますが、

それは小国家から完全に離れて、記憶もなくなって、

次へいかなくてはいけないと思いつつ、

離れがたい・寂しさや・温かさを忘れられない自分を隠すための驚きであって、

本心では、納得せざるを得ない重い石を飲むような気持ちだったんではと思いました。

その流れで2人で富士にかかる朝日を見るシーンは良かった。

 

ここまで、来て出てこないミムラ

よっぽど影が薄いんかと思ったかもしれませんが、逆です。

私、ミムラが大好きなんです。

(以前出演していたネスレのCMで確信した、ミムラという存在の安定感)

 この女優さん、不思議でしょ?

ちょっと語ると長くなるので割愛するとして、

富士ファミリーにおいては、大地という少年の母であり、小国3姉妹の末っ子。

唯一の子持ち。旦那はチト冷たい雰囲気明るい家庭とはちょっと違う。

(ちなみに旦那役は深水元基新宿スワンるろ剣に出演)

今回、成長した息子の交友関係に悩む。

本当に子ども思いの今時のお母さん。ハマっている・・

 

そんでもってぷりお(東出昌大)。

尊敬する大学教授(萩原聖人)のデータ改ざんに合わせて首になり、

富士ファミリーでバイトする。朴訥とした理系男子と言った風。

相変わらず松潤に似ている・・中条あやみちゃんにも似ている・・

彼は、尊敬する先生を恨むことも、嫌いになれない自分も持て余しながら、

おそらく、今まで味わったことのない感情故、

今後どうすればよいか人生に呆然としているよう。

 

他に前作からの神主&事務員コンビ(小倉一郎マキタスポーツ)の関係にも、

京子さんという女性が加わり、やや変化が。

神主(小倉一郎)が京子さん(筒井真理子)に喫茶店で、

結婚できないと告げられ、それでも好意があることを伝えるシーンも同様に、

ほのぼの可愛らしさを感じました。

※どうでもよいが筒井さんのメイクさん、いい仕事してる。

チークかシェーディング、何使ってるんやろう?

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 最後に劇中、ナスミが笑子と生まれ変わってお互い会ったら、

「おはぎ、ちょうだい」という言葉を合図にしようというシーンがあります。

 

先に生まれ変わりを決意したテッシンが、

ナスミに手に痣を付けとくんで目印にしてくださいというシーンがあります。

 

そうして、生まれ変わった赤ちゃんの手には、小さなおはぎみたいな痣があるんです。

(厳密にはハート型)。

それがすごく愛らしくて、このドラマのふんわり感を上手く締めています。

第3弾も期待できそうな終わり方で、毎年恒例になればいいのにと思った、

あほの子でした 。

 

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